岩手県内回遊サイクリングルート、県が名称考案者に感謝状

感謝状を受けた広域サイクリングルートの名称考案者ら

 岩手県は15日、陸前高田市気仙町の高田松原津波復興祈念公園で、自転車で県内全域を回遊する広域サイクリングルートの名称考案者9人に感謝状を贈った。

 セレモニーには関係者ら約20人が出席。県土整備部の菅原常彦道路担当技監が「テーマとストーリーにマッチした素晴らしい名称。自転車を活用した観光振興が促進されるように努めていく」とあいさつ。県のPRキャラクターわんこきょうだいの「うにっち」と市のマスコット「たかたのゆめちゃん」と共に記念撮影した。

 「いわて三陸しおかぜルート」の名称を考えた陸前高田市米崎町の熊谷志朗さん(76)は「心地よい潮風を体で感じることができ、約320キロの旅を楽しめる。広域サイクリングルートの存在が全国に広がるようにみんなで頑張っていきたい」と力を込めた。

© 株式会社岩手日報社