同志社大学、全学共通教養教育センターが開催した科目説明会にメタバースプラットフォーム「ZIKU」を採用

ジクウは、3月~4月に同志社大学の全学共通教養教育センターが開催した科目説明会において、同社が提供するメタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」が採用されたことを、6月14日に発表した。

従来、同大学では学生たちが全学共通教養科目を選択するにあたっての情報提供として全学共通教養科目の概要をWebサイトに掲載するとともに、年度初頭にはキャンパスでの質問受付を行っていた。しかし、従来のやり方では科目選定に対する学生たちの興味・関心や各科目の内容理解の浸透に課題を感じていた。

そこで、これらの課題の解決を図るためのアプローチとして、科目説明会にメタバースを取り入れることが学生たちの積極的な興味・関心の一助にならないかと企図した。

実際に「ZIKU」を活用した科目説明会を開催した結果、メタバース空間でアバターを操作して展示資料や動画を閲覧するということが学生の興味・関心の向上につながり、期間内は想定以上に多くの学生が参加し、全学共通教養科目の選択にあたっての情報収集を行った。また、実際に参加した学生や管理者である教職員からも、わかりやすいインターフェースや優れた操作性を評価する声が多数聞かれる結果となった。

「ZIKU」はビジネス向けのメタバースイベントで、CG制作などの専門知識を必要とせず誰でも簡単にメタバース空間を構築することが可能。また、メタバース空間内での行動履歴の取得が容易で、マーケティング活動にも活用できる。

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