世界的デザイナーの謎に迫るドキュメンタリー『ジョン・ガリアーノ』メインビジュアル&予告編&場面写真公開

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世界的ファッションデザイナー、ジョン・ガリアーノのドキュメンタリー映画「High&Low -John Galliano(原題)」が、『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』の邦題で9月20日(金) より全国公開されることが決定し、併せてメインビジュアルと予告編、場面写真が公開された。

本作は、ジバンシィやクリスチャン・ディオールなど世界的ブランドのデザイナーに抜擢された“ファッション界の革命児”、ジョン・ガリアーノの栄枯盛衰を追ったドキュメンタリー。ファッション界の至宝と称えられた絶頂期に反ユダヤ主義的暴言を吐く動画が拡散し、その後有罪に。ブランドからも解雇されてしまったガリアーノが、事件から13年たった今、カメラの前に座り「洗いざらい話す」と語る。

メガホンを取ったのは、『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したケヴィン・マクドナルド監督。最大のミステリー「彼の暴言の背景には何があったのか?」に斬り込むとともに、ガリアーノの人間性にも鋭く踏み込む。年32回のショーを抱え、超人的な仕事量をこなしながら、相次ぐ大切な人の死、さらにアルコール依存症が加速、「ゆっくりと死に向かっていた」と自ら暴露する、その闇とは……。

映画は、大胆なスタイルで世界中を魅了していったガリアーノの栄光の道程を、デビューから各ブランド時代の超豪華なコレクションを収めた貴重なアーカイブ映像と共に振り返りながら、ガリアーノを診断した精神科医、今も心の傷が癒えないという事件の被害者にもカメラを向ける。

予告編は、「ジョンが現れてファッションは突然、ロック化した」というイギリス版『VOGUE』誌編集長エドワード・エニンフルの印象的なセリフから始まる。ひとつの映画のように演出される数々のステージの裏側を語るのは、トップモデルであるケイト・モスやナオミ・キャンベル、俳優のペネロペ・クルスやシャーリーズ・セロンなどの錚々たる面々と、『VOGUE』誌の伝説的な編集長アナ・ウィンターやアンドレ・レオン・タリーをはじめとした、著名なファッション評論家たち。だが、数々の有名ブランドを成功に導くなか、事件は起きる。ガリアーノが「すべてを話す」とカメラの前に座り、真相が語られる。

メインビジュアルは、2014年ガリアーノのメゾン・マルジェラへの電撃復帰後初のショー「2015 春夏オートクチュール・コレクション」にてお披露目された記念碑的ドレスをフィーチャーしている。

『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』予告篇

<作品情報>
『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』

9月20日(金) 公開

(C)2023 KGB Films JG Ltd

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