ジャズの名盤を再発する「We Want Jazz」の第3~4期が決定 フュージョンと70~90年代の計60作

ソニーミュージックによる、ジャズの名盤を再発するシリーズ「We Want Jazz」。2023年11月と12月に発売したマイルス・デイビスとモダン・ジャズ名盤104タイトルに続く、シリーズ第3期・第4期として、6月26日(水)・7月24日(水)の2回に分け、フュージョンと70~90年代の計60作が発売されます。

6月26日(水)に発売されるシリーズ第3弾は、フュージョン・クロスオーバーの名盤28タイトル。7月24日(水)発売されるシリーズ第4弾は、70~90年代の名盤32タイトル。ラインナップには、ハービー・ハンコックが1973年にリリースした衝撃のブラック・ファンク宣言『ヘッド・ハンターズ』、70年代にアコースティック・ジャズの素晴らしさを世の人々に知らしめたV.S.O.P.作品や、キース・ジャレットがCBSに残した唯一のリーダー・アルバムでチャーリー・ヘイデンらと共演した入魂の1972年作品『エクスペクテイションズ』など、いずれも時代を切り拓いたアルバムが入っています。さらに、80年代彗星のごとくシーンに登場したウイントン・マルサリスやロイ・ハーグローヴの初期傑作2枚。ハービー・ハンコックの1975年東京ライヴ『洪水』、ライヴ・アンダー・ザ・スカイといった来日時の貴重なライヴ録音も。2020年亡くなったゲイリー・ピーコックが日本に滞在していた1970年に録音された菊地雅章(p)、村上寛(ds)との熱き音の対話を収録した『イーストワード』。また、ウェザー・リポートの創設メンバーである鬼才ミロスラフ・ヴィトウスが1970年に発表したリーダー作『パープル』、ロイ・ヘインズ『闘牛』の2作は、世界初CD化です。

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