実父を告訴、米国女子ツアー通算25勝を挙げた韓国ゴルフ界の“レジェンド”が明日(18日)記者会見…自ら理由語る

実父を告訴した韓国女子ゴルフ界のレジェンド朴セリが記者会見を予告した。

朴セリが理事長を勤める「朴セリ希望財団」の法律代理人は6月17日、「朴セリ希望財団は2024年6月11日、私文書偽造および偽造私文書行使の告訴と関連して、正確な事実関係に対する報道資料を配布した。だが現在、本事案の事実関係に対して事実と異なって過大解釈されたり、一部では憶測性の記事が掲載されている状況だ」と報道資料を通じて知らせた。

続けて、「従って、正確な事実関係を明確に知らせるために記者会見を行う。忙しいだろうが、多くの参加をお願いする」と発表。18日にソウル・江南(カンナム)区の某所で開くという。主催は朴セリ希望財団で、理事長の朴セリ、法律代理人のキム・ギョンヒョン弁護士が参加する予定だ。

(写真提供=OSEN)朴セリ

なお朴セリは11日、父親を私文書偽造の疑いで告訴した。財団が朴セリの父親のパク・ジュンチョル氏を私文書偽造などの疑いで告訴したのだ。

最近、朴セリ希望財団が国際ゴルフ学校を設立するとして、事業参加意向書を作成したというニュースが浮上。このほかにも、朴セリの氏名を無断で使用する広告などが確認された。

朴セリ希望財団は、これはパク・ジュンチョル氏が朴セリ希望財団名義の文書、印章などを偽造して作成・締結したものとしている。現在は正式捜査を依頼し、当該事案に関して検察の捜査が進行中だ。

◇朴セリ プロフィール

1977年9月28日生まれ。元プロゴルファー。1992年、当時中学3年のアマチュアながら、招待出場した韓国女子ツアーで初優勝。1996年にプロ転向した後、1998年に20歳の若さで「全米女子オープン」と「全米女子プロゴルフ選手権」で優勝。2016年10月に現役を引退するまで、米国女子ツアー通算25勝(うちメジャー大会優勝5回)を記録した。2007年にはアジア人として初めてLPGAの殿堂入りを果たしている。引退後は2016年リオ五輪、2021年東京五輪で女子ゴルフ韓国代表監督を歴任。タレントとしても活躍中だ。

(記事提供=OSEN)

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