【新華社上海6月17日】ペット同伴で搭乗できる中国初の航空チャーター便が14日、海外旅行を終えた乗客60人と飼い犬18匹を乗せて上海浦東国際空港に帰着した。上海税関が明らかにした。
一行はペットを同伴できるチャーター便の旅に参加した人たちで、6日に上海を出発していた。同税関所属の上海浦東国際空港税関職員が乗客の提出書類と犬の体内に埋め込まれたマイクロチップの情報を確認し、18匹は検疫に合格した後、飼い主と共に通関を終えた。
生活水準の向上とレジャーの多様化に伴い、ペット同伴の旅は中国の一部の家庭で新たな休暇の過ごし方になっている。
1～5月、上海税関は出国するペットに対し計1377件の動物衛生証明書を発行。上海浦東空港の税関検査場で入境検査を受けたペットは前年同期比63.7％増の計2970匹だった。（記者/陳傑、呉宇）
