ギーザー・バトラー、オリジナル・ラインナップによるブラック・サバス公演「実現しないだろう」

Vertigo Records, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
ギーザー・バトラーによると、ブラック・サバスのメンバーは全員、ビル・ワードを加えたオリジナル・ラインナップで最後にもう一度パフォーマンスしたいと望んでいるものの、彼個人としては、実現しないだろうと考えているそうだ。

バトラーは、数週間前に『Trunk Nation』のインタビューで「僕は本当にやりたい」と話したのに続き、先週終わり公開された955KLOSのインタビューでも「僕ら全員、実現して欲しいと思っている」と発言したが、『BraveWords』からの質問には、より思慮深い答えを返している。

「オジーから、ビルと最後の公演をやることについてテキスト(メッセージ)が来た。それだけだ。実現はしないだろう。でも、僕は常にオリジナルのブラック・サバスは復帰しないと言ってきた。こういう話は、奇跡が起きるのを願いつつ、出ているだけだ。やれたら素晴らしいよ。だが、みんなの健康次第だ。僕は、実現するとは思えない。僕は、たとえ1曲であっても、ビルをドラムにオリジナルの4人でプレイできたら嬉しいと思ってる。たとえ1曲だけでもね」

バトラーは『Trunk Nation』と955KLOSのインタビューでも、やりたいとは思っているが、「大きな“でも”がある」「僕らのコントロールが及ぶことではない」等、オジーからの提案に手放しでは賛同していなかった。

Ako Suzuki

© BARKS, Inc.