全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの最新作が8週連続1位

今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、テイラー・スウィフトの最新作『The Tortured Poets Department』が連続8週目となる1位に輝いた。14作ある彼女の全米NO.1アルバムの中で、8週間は、『Fearless』(2008年)と『1989』(2014年)の11週間に次ぎ、『Folklore』(2020年)に並ぶ、2番目に最長となる。

2位には、ビリー・アイリッシュのサード・アルバム『HIT ME HARD AND SOFT』が先週の3位から再浮上。英国出身のシンガー・ソングライター、チャーリー・XCXの通算6枚目のスタジオ・アルバム『brat』が3位に初登場した。前作『CRASH』(2022年)の7位を上回り、アメリカにおける最高位をマークした。

今週はこのほか、ボン・ジョヴィの16枚目のスタジオ・アルバム『Forever』が5位に初登場している。彼らにとってコンピレーション・アルバムを含め14作目の全米トップ10ヒットとなった。そのうち、『Slippery When Wet』(1986年)、『New Jersey』(1988年)、『Lost Highway』(2007年)、『The Circle』(2009年)、『What About Now』(2013年)、『This House Is Not For Sale』(2016年)の6枚のスタジオ・アルバムが1位を獲得している。

今週はさらに、シンガー・ソングライター、チャペル・ローンが昨年9月にリリースしたファースト・アルバム『The Rise And Fall Of A Midwest Princess』が、先週の12位から10位に浮上し、初めて10位圏内に入っている。

Ako Suzuki

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