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日本テレビの藤田大介アナウンサーが17日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、慶大大学院理工学研究科に在籍していた知識を存分に生かし、ニュースを解説する一幕があった。
「ミヤネ屋」のニュースコーナーで日テレ報道フロアからニュースを伝えた藤田アナは、冒頭に愛知県刈谷市の工場でオレンジ色の煙が出ていると119番通報があったニュースを伝えた。このオレンジ色の煙については「硝酸と次亜リン酸ナトリウムが混ざり、化学反応を起こして煙が発生したか」と説明されている。
全てのニュースを伝えた後、藤田アナはこのオレンジ色の煙について「かなり大量に出ていたので、周囲に飛散している可能性がある」と指摘し「硝酸という情報が入ってきているが、これはかなり刺激の強い臭いが特徴で、私も理工学部だったんですが、取り扱う時は、かなり慎重に、実験をするときは求められました」と、硝酸の特徴をすぐに伝えた。
宮根誠司から「藤田さんは理工系ってことですが、毒性はすぐにわかるものですか?」と質問されると、「毒性かどうかは何と反応したかによる」と即答。「ただ、硝酸は時として発火や爆発を、何か有機物と接触するときに起きてしまうので、本当に慎重な取り扱いが求められます」と解説していた。
日本テレビのHPによると、藤田アナは慶応高校から慶大に進学し、慶大大学院の理工学研究科へ。前期博士課程を中退となっている。専門は「開放環境科学 ナチュラルコンピテーション」とある。05年入社の42歳。大の鉄道好きとしても知られる。