中居正広「そういった差をつけなくてもいい」両手小指欠損の息子持つ中村獅童に持論

<記事提供:COCONUTS>

6月14日放送「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)に、歌舞伎役者の中村獅童さんと、息子の中村陽喜(はるき)くん、中村夏幹(なつき)くんがゲスト出演。

中村獅童さんが、自身の息子たちに関する想いを赤裸々に語り話題を集めました。

(画像:Koji Watanabe – SAMURAI JAPAN/Getty Images.)

■中村獅童、中居正広の言葉に「良い事言うね」

獅童さんは2015年に元読者モデルの沙織さんと再婚。夫妻の間には、2017年には陽喜くん、20年に夏幹くんが誕生していました。

獅童さんは昨年、夏幹くんについて「生まれながらに、両手の小指が欠損しているという状態なんです」と、障がいがあることを公表していました。

「やっぱり調べてみると、アメリカなんかでChallenged(チャレンジド)っていう言葉あるんですね。日本だとどうしても障がい者、ハンディキャップっていう言い方になると思うんですけど、神様に与えられた特別の試練を乗り越える、与えられた運命=チャレンジド。とっても良い言葉だなと思ったんですね」と思いを打ち明ける獅童さん。

中居さんが「障がいっていう理解じゃなくて、それがその人の個性であったり、運命だったり、身長が高い人もいれば低い人もいる。目が良い人もいれば悪い人もいる。それと同じように指がある人もいればない人もいる。そういった差をつけなくてもいい、だから障がいじゃないんだって僕も思ったりする」と伝えると、獅童さんは「良い事言うね〜本当に!」と笑顔を浮かべます。

獅童さんは「彼にしか分からない悲しみはこれから必ず出てくる。だけど、役者だったら悲しみを乗り越えて…芝居に繋げる事ができたら、僕は叶わないと思う」と、夏幹くんにエールを送りました。

■中村獅童、もう1人の息子への想いを明かす

獅童さんは「結婚も2回目ですよね。前妻との間にも子供が1人いるんですね。今は高校3年生で、4月からは大学生」と、もう1人の息子にも言及。

中居さんは「会えてないですか?」と尋ねると、獅童さんは「0歳の時に離婚してるでしょ? 小さい時に面会したりとか、僕が再婚する時も彼が小学生だった。『再建しようと思うんだけどどう?』って事を言ったんですよね。『パパがいいなら僕はいいよ』って、それは多分精一杯無理をして言ったのかなと思うんです。血の繋がった子供ですからね。忘れる日は一日もないんですね」と、もう1人の息子への想いを明かします。

獅童さんは「君達のお兄さんにあたる人がいる。彼らにきっちり説明する日が来ると思ってる」と、陽喜くんと夏幹くんにも話す覚悟はできていると言います。

■中居正広、中村獅童の“波乱万丈”発言に見事な切り返し

一連の話を聞いた中居さんが「獅童くんは“波乱万丈”だよね」と伝えると、獅童さんは「中居くんは? 中居くんも“波乱万丈”でしょ?」と返答。

中居さんが「俺はずっと絶好調じゃん!」と見事な切り返しを見せると、獅童さんも思わず爆笑しました。

今回の放送にはネット上で

「ずっと絶好調じゃん、中居くんらしい返しが大好き」

「中居くんはずっと絶好調?!これからも絶好調でね〜」

「『(障がいという)差をつけなくてもいい』中居くんいい事言うね〜」

などのコメントが上がっています。

獅童さんの前妻との間に生まれた息子への想いを聞けたのは良かったですね。また、重くなりそうな空気を「俺はずっと絶好調じゃん!」と笑いに変える中居さんの話術は流石ですね。

【番組情報】
中居正広の金曜日のスマイルたちへ
https://tver.jp/episodes/epdal1jquz

(文:かんだがわのぞみ)

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