佐々木朗希の2度目抹消、メジャー移籍が「遅れる可能性がある」 米メディアも不安視「健康状態が重要な要素」

右上肢のコンディショニング不良のため、2024年6月13日に今シーズン2度目の出場選手登録を抹消されたロッテの佐々木朗希投手。離脱の多い佐々木投手にアメリカメディアも「MLBへの移籍が遅れる可能性がある」と警鐘を鳴らした。

「佐々木朗希が健康上の問題に直面」と米報道

佐々木投手は5月28日に上半身の疲労回復の遅れから登録抹消され、6月8日の広島東洋カープ戦で復帰したばかりだったが、13日に右上肢のコンディショニング不良で再び出場選手登録を抹消された。

佐々木投手の短期間で2度の登録抹消にアメリカのメディア「アスロンスポーツ」は6月14日、「サンディエゴのターゲット、佐々木朗希が健康上の問題に直面 MLBの将来は不透明」との見出しで記事を掲載。

記事では「サンディエゴ・パドレスは日本人投手、佐々木朗希に注目しているが、メジャーリーグへの道のりには新たなハードルが立ちはだかっている」として、「佐々木にとって、これは初めての離脱ではない。以前、彼はソフトバンクとの試合後に上半身の疲労から回復するのに苦労した。こうした健康問題が繰り返されると、彼がプレーしたいという強い希望を表明しているメジャーへの移籍が遅れる可能性がある」と佐々木投手の状態次第ではメジャー移籍が遅れるのではないかと不安視した。

さらに「千葉ロッテマリーンズは、今シーズン終了後に佐々木投手がメジャー移籍を容認する意向を示唆していない。佐々木投手がそのチャンスを得られるかどうかは、彼の健康状態が重要な要素となるだろう」とした。

佐々木投手は今シーズン9試合に登板。59.2回を投げ5勝2敗、防御率1.96の成績。佐々木投手の今シーズンオフのメジャー移籍は実現するのだろうか。

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