日本ハムが「ファイターズジュニア」選考開催 球団OBが新監督…“北の大地”の逸材発掘へ

2023年大会に出場した日本ハムジュニア【写真:加治屋友輝】

7月15日まで動画によるデジタルセレクションを実施中

日本ハムは15日、12月26日〜29日にベルーナドームなどで開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2024 ~第20回記念大会~」に出場する「北海道日本ハムファイターズジュニア」の選手セレクションを実施することを発表した。対象は北海道内在住の小学5、6年生となる。

1次セレクションは動画審査(デジタルセレクション)で行われ、90秒程度の動画で投球、守備、打撃などをアピールする。申し込み期間は7月15日までで、合格者は8月5日に「つどーむ」で実施する2次セレクション、8月17日にエスコンフィールドで実施する最終セレクションで実技を審査。アカデミーコーチが視察した大会で特筆すべき能力を感じた選手と合わせて、本大会へ進む16人のメンバーを決定するという。

日本ハムジュニアは2011年大会で初優勝。これまで、現西武・若林楽人外野手、現中日・辻本倫太郎内野手、現阪神・門別啓人投手らを輩出している。球団OBでアカデミーコーチを務める吉田侑樹氏が今年から監督に就任し、13年ぶり2度目の頂点を目指す。(First-Pitch編集部)

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