早田ひな、旋風の仏19歳に敬意「素晴らしいプレーをした」 2冠獲得にエースの貫録「4-0で勝つにはどうするかを考えた」【WTTスターコンテンダー リュブリャナ】

卓球の「WTTスターコンテンダー リュブリャナ」は16日、女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング5位の早田ひな(日本生命)はプリティカ・パバド(フランス)と対戦。4-0のストレートで勝利し、2週連続のWTTシリーズ優勝を果たした。

早田は第1シードとして挑んだこの大会で決勝までたどり着くと、伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(木下グループ)と日本の黄金世代を次々と破ったパバドと対戦。難敵相手に日本のエースとしての役割を果たし、ストレートで2週連続優勝を成し遂げた。

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■先週のザグレブに続く2週連続V

早田は直前に張本智和(智和企画)との混合ダブルスを終えての試合となったが、「(混合ダブルスの)決勝が終わってすぐ入っていって、7ゲームだったので本当に短い時間で集中すること、そして4-0で勝つためにどうするかということだけを考えて試合に入りました」と試合後に振り返る。

また、旋風を巻き起こしたパバドについては「相手が勢いがあるのはもちろん分かっていました」と言及し、「伊藤美誠選手だったり、平野美宇選手を倒して決勝に上がってきていること、そして彼女が素晴らしいプレーをしたからこそこの決勝の舞台に上がってきたと思うので、自分も彼女と同じくらい強い気持ちを持って、向かっていきました」と相手をリスペクトした上でチャレンジの気持ちを持っていたと明かした。

早田にとってはWTTシリーズで7度目のタイトルとなったが、「7回目と聞いてすごくうれしい気持ちでいっぱいです。でも7回の優勝する過程で、毎回たくさんのその国の方がひなコールをすごくしてくれて、幸せな中で試合をすることができているので、本当にこういった形で勝つことができてファンの方に喜んでもらえてすごく嬉しいです」と喜びを表しつつ、ファンへの感謝を口にした。

早田は第1シードとして挑んだ「WTTコンテンダー ザグレブ」から2週連続で2冠を達成し、ヨーロッパの地でその力を見せつけた。

※取材協力:WTT

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