内田理央主演『嗤う淑女』、松井玲奈が主人公に人生狂わされる! 4話ゲストにはキスマイ・宮田俊哉が登場 追加キャスト発表

ドラマ『嗤う淑女』ビジュアル(C)東海テレビ

内田理央が主演を務める7月27日スタートのドラマ『嗤う淑女』(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜23時40分放送)より、追加キャストが発表。主人公・蒲生美智留(内田)に人生を狂わされる従妹の野々宮恭子役に松井玲奈、数々の事件の背後にいる主人公を追う刑事役に大東駿介、その部下役に内藤秀一郎が決定したほか、各話ゲストとして小島藤子青木さやかKis‐My‐Ft2宮田俊哉円井わん武田航平、劇団EXILEの前田拳太郎らが出演することが明らかとなった。

原作は、“どんでん返しの帝王”と呼ばれるベストセラー作家・中山七里の人気シリーズ『嗤う淑女』(実業之日本社文庫)。人生にまつわる全てのコンサルタントを生業とする稀代の美しき悪女・蒲生美智留(内田)が、悩みや欲望を抱える人々を操り、次々と地獄へと陥れていく震撼のサイコサスペンスだ。

この度、主人公を取り巻く多彩な追加キャストが発表。

松井玲奈は、主人公・蒲生美智留の従妹で中学の同級生・野々宮恭子役。17年ぶりに再会した美智留の元でアシスタントとして働いている恭子は、美智留の危険な本性を察知し、恐れている。救いを求めて美智留を訪れる相談者たちが破滅へ向かおうとするのを止めようとしていたが、次第に自身も美智留の支配から逃れられなくなっていく。かつて中学時代に難病と診断されたが、美智留からの骨髄移植で完治。その義理もあってか、美智留の力になりたいと強く願うようになり、重大な事件に関わった過去を持つ。その記憶が、美智留との再会により呼び覚まされ、複雑な感情の中で揺れ動く…。

松居は「私が演じる恭子は何かにずっと怯えている役どころ。彼女の恐怖の根源はどこにあるのか、視聴者の皆さんには俯瞰的な目線を持ちながら、この物語がどこへ向かうのか考察しながら楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメント。

大東駿介は、警視庁捜査第一課の刑事・麻生役。麻生は複数の事件の背後にちらつく美智留を執念深く追いかけ、やがて美智留と恭子を深く結びつけている17年前の事件にたどり着く。その捜査がきっかけとなり、恭子の運命は大きく狂わされることに…。

大東は「毎話台本を頂くたびに、人間の心の傷みや欲を掌で転がし、言葉巧みに操る蒲生美智留にいつしか引き込まれています。僕自身、いち視聴者として、演者として、麻生と共に、蒲生美智留とは何者なのか、突き止めたいと思います」と語る。

内藤秀一郎は、麻生の部下の若手刑事・青木真太郎役。思ったことはそのまま口にしてしまう素直な性格の青木は、美智留の捜査に突っ走る麻生刑事の行動に当初は疑問を持ちつつも、徐々に巻き込まれていく。

内藤は「皆さんの足を引っ張らないように刑事『青木』役を楽しみたいと思います!」と抱負を語っている。

さらに今回、稀代の悪女・蒲生美智留に翻弄され華麗に堕ちていく役どころを演じる、各話のゲストも発表。

高級ブランド品に取り憑かれ膨大な借金を抱える銀行員・鷺沼紗代役に小島藤子(第1話)。リストラされて働かないクズ夫と2人の娘をパートで支える母親・古巻佳恵役に青木さやか(第2・3話)。ネット民から“神”と崇められる過激な論破王・神崎ドグマ役にKis‐My‐Ft2宮田俊哉(第4話)。韓国スターにのめり込み、推し活に歯止めがきかない沼落ち女・二森玲夏役に円井わん(第5話)。世論の沸騰に飲まれて、捏造記事で人を傷つける事に痛みを感じなくなっていくフリーの週刊誌記者・武田良平役に武田航平(第6話)。恭子の弟で自立できない自分を家族のせいにして実家暮らしを続けるアラサー男・野々宮弘樹役を、劇団EXILEの前田拳太郎が演じる(第7・8話)。

土ドラ『嗤う淑女』は、東海テレビ・フジテレビ系にて7月27日より毎週土曜23時40分放送(全9話)。

※追加キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

松井玲奈(野々宮恭子役)

些細な言葉の言い回しで自分のことをよく考えてくれている人だと、深く信用したり信頼に値すると思ったりしてしまう。そこにこの作品の面白さがあると感じています。藁にもすがる思いの時は、言葉の端に潜む甘い罠にかかりやすいものです。ふと自分の日常を振り返ってみても、気付かないうちに誰かの手のひらの上で踊らされている、なんてことがあるかもしれません。

私が演じる恭子は何かにずっと怯えている役どころ。彼女の恐怖の根源はどこにあるのか、視聴者の皆さんには俯瞰的な目線を持ちながら、この物語がどこへ向かうのか考察しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。

大東駿介(麻生役)

『嗤う淑女』を追う刑事、麻生を演じさせて頂きます。毎話台本を頂くたびに、人間の心の傷みや欲を掌で転がし、言葉巧みに操る蒲生美智留にいつしか引き込まれています。僕自身、いち視聴者として、演者として、麻生と共に、蒲生美智留とは何者なのか、突き止めたいと思います。

内藤秀一郎(青木真太郎役)

ずっと挑戦してみたい役が刑事だったので、お声がけいただいた時はすごくありがたく思う気持ちと、正直、いただけたことに驚きました。皆さんの足を引っ張らないように刑事「青木」役を楽しみたいと思います!

小島藤子(鷺沼紗代役)

これから段々と暑くなる季節。少し涼しい気分になれる夏にぴったりのスリリングな作品に参加させていただけて嬉しいです。登場人物全員が内田さん演じる美智留の術中にはまっていく姿はとても滑稽で、怖くて、どこか爽快です。私も全力で振り回されたいと思います。

青木さやか(古巻佳恵役)

家族の中でバランスを保ち、自分を甘やかす時間も余裕もなく、家族の為に懸命に働き、いつだって家計のことを一番に考えている主婦。はじめて台本を読んだのは近所のファミレス。長居して台本を覚えよう、と意気込んでいたのだが、最後まで読んで、あまりの衝撃に早々に帰宅しました。ありえない話ではないような気がするところが、恐ろしいのです。是非ごらんください。

宮田俊哉Kis‐My‐Ft2(神崎ドグマ役)

神崎ドグマを演じさせていただける事になりました。オファーをもらった時に、僕自身今まで演じた事のない役柄でとてもワクワクしたのと同時に、この作品を経験する事で芝居の幅が広くなる挑戦だ!という思いが湧いてきました。僕の新たな挑戦を是非楽しみにしていてください。

円井わん(二森玲夏役)

中山七里先生の小説「嗤う淑女」がドラマ化で、作品の面白さにひかれたこと、俳優として前にも後にも無いかもしれないチャレンジングな役柄でこの役は自分がやりたいと思いました。役を通して視聴者の皆さんの感情をどこまでかき乱せるか、と、試行錯誤中です。撮影に入るのにドキドキしてますが精一杯やりきりたいと思います。

武田航平(武田良平役)

武田良平役を演じさせていただきます、武田航平です。名前もほぼ一緒ということで、縁を感じました。役どころとしてはフリーランスの記者。現代社会において注目を浴びることが多くなった職業です。武田がどんな風に絡んでいくのか、どんなやり取りが行われるか、互いの腹のさぐりあいからはじまり、最終的にどうなるのか…、中々ハードな心理戦です。沼る事間違いなしの必見のドラマ! ぜひ、楽しみにしていただけたら幸いです!

前田拳太郎/劇団EXILE(野々宮弘樹役)

元々、ミステリー原作のドラマに出演したいと思っていたので、今作に出演が決まった時はとても嬉しかったです。僕が演じる野々宮弘樹は家族から蔑みを受けていて鬱屈した思いを抱えているという役どころで、今まで自分が演じてきた役とギャップがあり、かなり役作りに苦戦しています。ですが、ストーリーに大きく関わってくる役なので、精一杯演じたいと思います。皆さん、ぜひ放送を楽しみにしていてください。

© ブロードメディア株式会社