永島まなみの初重賞V直後の仕草が「優しい」 珍名馬オオタニサーンと本家の“偶然”にネット騒然

マーメイドS、アリスヴェリテの上で笑顔をみせる永島まなみ騎手【写真:産経新聞社】

G3マーメイドステークス

16日に行われた中央競馬で2つの感動シーンが誕生した。京都競馬場で行われたG3マーメイドステークス(牝馬限定、芝2000メートル、良)で4番人気のアリスヴェリテ(牝4・中竹、父キズナ)がまんまと逃げ切って勝利。勝ちタイムは1分57秒2。鞍上の永島まなみ騎手はデビュー4年目で嬉しい重賞初制覇を飾った。一方、東京競馬場で行われた3歳未勝利戦では珍名馬オオタニサーンが初勝利。一夜明けて、本家・大谷翔平投手が1試合2発の大暴れを見せ、ネット上では「どっちも最強」といった声が上がっている。

外連味のない逃げで圧倒した。13番枠から好発を切ったアリスヴェリテ。永島騎手はすぐにインに切れ込み、内から先行態勢をとっていたベリーヴィーナスを制してハナを叩くと、その後もスピードを上げた。前半1000メートルは58秒3。後続に10馬身近くの差をつけて4コーナーを回った。直線に入っても逃げ足は衰えず、1番人気のエーデルブルーメも2馬身差まで詰めるのがやっと。永島騎手は1着でゴールした直後、アリスヴェリテの首筋をぽんぽんと4度、軽く撫でるように叩いた。

重賞挑戦10度目で初のタイトル獲得にネット上のファンは大盛り上がり。一方で、ゴール後に愛馬を優しく労った姿にネット上のファンは感動。「まなみちゃん、ムチ持った右手で小さめにガッツポーズからの、優しく馬ポンポンしてていいね! 馬への愛溢れてる感じ」「アリスヴェリテちゃんが一番でゴール駆け抜けたときのまなみちゃんの首筋ぽんぽんが優しい」など、永島騎手の仕草に注目が集まっていた。

永島騎手の快挙達成の約4時間20分前、東京競馬場の第3レース、3歳未勝利戦(ダート1400メートル)では2番人気のオオタニサーン(牡3・堀)が直線抜け出して快勝。父が2018年の米3冠馬・ジャスティファイという血統馬の勝利もさることながら、場内実況も担当したラジオNIKKEIの大関隼アナウンサーがエンゼルス時代の実況を思わせるイントネーションでの馬名連呼も話題になった。

そんなオオタニサーンの勝利から一夜明け、大谷は本拠地ロイヤルズ戦で今季2度目となる1試合2本塁打を放った。これにはネット上のファンは「オオタニサーンは今後も注目ですね 大谷さんほんま最強すぎる」「オオタニサーンが勝った 次の日に大谷さーんは ホームラン2本」「オオタニサーンの勝利に刺激されたのか大谷選手は18号、19号と2本のHR」「オオタニサーンが勝った事によって 大谷さんも大暴れしてる」といった声が。時差があるため、日付上は同日の活躍という“偶然”に沸いていた。

THE ANSWER編集部

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