無許可で外国人労働者を派遣の疑い 群馬県警が夫婦を再逮捕

 群馬県警国際・捜査支援分析課と外事課、桐生署は16日までに、労働者派遣法違反の疑いで、いずれもみどり市の労働者派遣業の男(54)とフィリピン国籍で男の妻(55)の両容疑者を再逮捕した。

 2人の再逮捕容疑は、昨年2月2日から今年4月5日までの間、国の許可を受けずにインドネシア国籍男3人を同市や伊勢崎市の遊技機等製造工場に派遣し、業務に従事させた疑い。県警によると、男は容疑を認め、妻は「許可なく派遣することが違法とは知らなかった」と一部否認している。

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