【鳴門ボート・GⅢオールレディース】岩崎芳美が準優6コースから1着「優勝戦に入っても足負けしない」

1着に入った岩崎芳美

ボートレース鳴門のGⅢ「オールレディース第40回渦の女王決定戦競走」は17日、準優勝戦が行われた。

地元の岩崎芳美(51=徳島)は準優10Rで6コースからまくり差して白星奪取。3連単3万4580円の波乱を演出して優出を決めた。

5コースの堀之内紀代子がチルト1・5度の伸び型調整。コンマ07のトップスタートから果敢に仕掛けるとイン守屋美穂も応戦。その内側に開いた差し場を的確に突いて抜け出した。絶好の展開に「ホリが行ってくれたおかげ」とニッコリだ。

3日目12Rの不良航法で減点10。それでも予選16位で準優に駒を進めた。38号機は「ペラ調整と本体整備が相まっていい状態になった。バックで伸びて守屋さんに抜かれなかったし、優勝戦に入っても足負けしない」と胸を張る仕上がりだ。

「準優は全速で行けたし、スタートはそれなりに行ける。自分が1着で突き抜けるイメージで頑張ります」と6回目の地元Vへ突き進む。

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