九州北部“梅雨入り” 過去4番目の遅さ 九州南部で線状降水帯の恐れも

福岡管区気象台は、17日、九州北部が「梅雨入りしたと見られる」と発表しました。

過去4番目に遅い梅雨入りとなります。

アジサイの名所として知られる北九州市若松区の高塔山公園。

敷地に植えられた約7万4500株のアジサイが咲き誇る中、17日午前、福岡管区気象台は「九州北部地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

平年より13日遅く、去年より19日遅い梅雨入りで、1951年の統計開始以来、4番目の遅さです。

◆街の人
「遅かった気はする。もっと早く来るのかなって。(今後)洗濯がね…」

◆街の人
「(梅雨が)早く過ぎたらいいなと思うけど、雨の露がポンと乗っているアジサイはきれい」

梅雨入りとなった17日、気象台は会見を開き、宮崎県と鹿児島県で17日夜から18日の午前中にかけて、線状降水帯が発生する恐れがあると発表しました。

前線は次第に北上する見通しで、福岡県内では17日夜遅くから18日明け方に雨のピークを迎えると予想されています。

降水量の予想は、多いところで1時間に30ミリ、18日夕方までの24時間降水量は80ミリとなっています。

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