シロエビとベニズワイガニ 水揚げは過去10年で最少

富山湾で今年、5月までに水揚げされたシロエビとベニズワイガニは、過去10年で最も少ないことがわかりました。

富山県によりますと、シロエビは、漁期に入った4月と5月の漁獲量が33トンで、同じ時期の比較では去年の13パーセント、平年の22パーセントと著しい不漁となっています。

またベニズワイガニは、能登半島地震発生後の1月から5月までの漁獲量が107トンで、去年の同じ時期の74パーセント、平年の半分です。

県は、地震の影響があったかどうかなど不漁の要因について、富山湾内74か所で行う調査を受けて公表する予定です。

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