小さな命に触れて海の生き物を学ぶ 園児たちがヒラメの稚魚放流 鳥取県鳥取市

小さな命に触れて、海の生き物を学びます。6月17日、鳥取市の海水浴場で、地元の園児たちがヒラメの稚魚を海に放流しました。

17日、稚魚の放流に参加したのは、鳥取市にある賀露みどり保育園の園児22人です。この活動は今年で4回目の開催。稚魚は、卵からかえってから外敵に襲われやすいため、これまで人によって育てられていました。ある程度大きくなったものを放流することで、資源保護につながるといいます。放流を楽しみにしていたという園児たちは、体長10cmほどのヒラメの稚魚、約50匹を慎重に放していました。

参加した園児

「(ヒラメが)かわいかった」

「元気に帰ってきてくれたらいいと思う」

とっとり賀露かにっこ館 尾﨑雅雄 館長

「元気にキャッキャとはしゃいで楽しそうで、やってよかった。(魚と)触れ合って、好きになってもらいたいというおもいで行っております」

とっとり賀露かにっこ館は、今年はヒラメの放流事業を3回行う予定で、夏には小学生を対象にしたイベントを開くことにしています。

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