旅行やブランド品購入で生活困窮か…勤務先の中学校から防災用発電機などを盗みリサイクルショップに売却 47歳の教諭の男を再逮捕

窃盗容疑で再逮捕された成田秀臣容疑者(5月26日 函館中央警察署)

5月、北海道函館市で、勤務する中学校から備品を盗んだとして逮捕された47歳の教諭の男について、警察は、現在勤務する中学校からも発電機などを盗んだとして男を再逮捕しました。

窃盗の疑いで再逮捕されたのは、函館市日吉町3丁目の中学校教諭、成田秀臣容疑者47歳です。
成田容疑者は、去年4月1日から7月29日までの間、勤務する函館市立桔梗中学校から防災用発電機や灯油ストーブ、テレビ、電動工具など4点(時価合計約17万9000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
成田容疑者は、おととし5月から去年7月にかけて、前任の中学校から、シンセサイザーやミシンなどの備品4点(時価合計約31万円)を盗んだ疑いで5月に逮捕されていて、警察が余罪を捜査していました。
警察によりますと成田容疑者は、盗んだ備品をリサイクルショップに売却していたということで、取り調べに対し、成田容疑者は「私が盗んだことに間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、旅行やブランド品の購入などで生活費に困った成田容疑者が犯行に及んだとみて、さらに余罪がないか捜査しています。

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