「甘くておいしい」旬を迎えたスイカのイベント各地で盛況 開始から約20分で終了の試食イベントも 鳥取県

暑さが続き、夏を思わせる陽気が続いています。この週末、旬を迎えているスイカを楽しめるイベントが各地で行われました。

6月15日、雲が広がる中でも日差しが届いた鳥取市。地場産プラザわったいなの行列の先で行われていたのは、スイカの試食会。JAグループ鳥取などが、今が旬の倉吉スイカを味わってもらうことで消費拡大につなげたいと毎年行っています。今年は、十分な日照量のおかげで平均糖度は過去最高の12.2度。会場では、先着400人に倉吉すいかがふるまわれ、開始から約20分でなくなってしまうほどの人気ぶりでした。

訪れた子ども

「甘くておいしかったです」

訪れた人

「おいしくて、よく食べてるのでここで食べられてよかった」

一方、北栄町の選果場では、大きな機械で運ばれるスイカを眺めながら歩く人たちの姿が。行われていたのは、スイカの選別です。これは大栄西瓜の選果場見学。大栄西瓜組合協議会が、大栄西瓜の魅力発信を目的に去年から行っていて、6月15日は県内外のファン35人が参加。コンベアに並んだ農家が持ち込んだ大量のスイカや、それを詰める段ボールが組み立てられる様子など、普段見られない光景に質問したり、写真を撮ったり、興味深々な様子でした。

岡山から参加した人

「すごいですねー!このおかげで私たちが岡山でもおいしいスイカが食べられてるんだと思ったら嬉しいです」

参加した子ども

「スーパーで売られるまで割れたりしたら売られないからきびしいんだなと思いました」

親子

「子どもが一番喜んでます。大人も楽しいです」

そして最後に、大栄西瓜の試食会も実施。

試食会に参加した子ども

「おいしい」

「スイカがいっぱいあって、食べきられないほどだった」

試食会に参加した人

「生産者の方から工場に届いて、私たちに届くという過程を見られて、味わって食べようかなと思いました」

大栄西瓜組合協議会 新規就農サポート部 吉見忠亮さん

「すごく僕たち生産者も励みになりますし、もっと大栄西瓜を 知っていただけたと思うし、よりファンになっていただけるのではと思います」

大栄西瓜組合協議会は、新規就農者に向けて6月30日には収穫体験会などを開催するということです。

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