シント・トロイデンが岡崎慎司のアンバサダー就任を発表「クラブ経営にも関わってもらいたい」

ベルギープロ・リーグ1部に所属するシント・トロイデン(STVV)は17日、2023-24シーズン限りで現役を退いた元日本代表FW岡崎慎司(38)と、アンバサダー契約を締結したことを発表。岡崎は7月1日よりSTVVのアンバサダーに就任するになった。

17日に行われた岡崎の引退会見に登壇した合同会社DMM.comの執行役員でもあるSTVVの緒方悠取締役は、STVVの経営に参画し始めた当初を振り返りつつ、「岡崎選手のような偉大な選手が加入してくれるようなクラブにまで成長するとは思いもしませんでした」とコメント。岡崎と同時期に在籍していた香川真司(現セレッソ大阪)と共に「チームを牽引してくれましたし、何より地元のファンや所属選手たちからのリスペクトを感じた日々でした。日本から欧州に挑戦している若手選手にとっても大きな支えとなり、色々な経験を学ぶとができたと感じております」と続け、その貢献に対する謝辞を述べた。

そして今後は、STVVのアンバサダーとして「シント・トロイデンのクラブ経営にも関わってもらいたいと思っております」と語り、「シント・トロイデンはじめ、私どもDMMグループとしても岡崎選手と共に一緒に戦っていきたいと考えております」と共闘していくことを明かした。アンバサダーとしては、STVVとファン・サポーター、スポンサー企業との絆を深める活動や、STVVの日本におけるマーケティング活動のサポートを行なっていくとのこと。

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