『キム秘書』出演女優、出産時期と韓国の“医療ストライキ”が重なり「担当医がいなくて必死で痛みに耐えた」

女優ファン・ボラが医療ストライキの被害に遭った。

6月16日、YouTubeチャンネル「ワークトーク」には「ファン・ボラの息子の名前はキム・○○&帝王切開レビュー」というタイトルの映像が掲載された。

出産から3週間が経ったというファン・ボラは出産についてのビハインドストーリーを伝えた。

帝王切開についても鮮明に説明

帝王切開で出産したファン・ボラは「下半身麻酔をする。『感覚はないですよね?』と聞かれるがあるようだ。今、刃物を当てたらすごく痛そうな気がした。(感覚が)あるようだが、あまりにも遅すぎると怒られそうだったので感覚がないと伝えた」と話した。

YouTubeチャンネル「ワークトーク」キャプチャー

「『今から(お腹を)裂きます』と言われ、何かをさっと当てた感じがするが、音が全て聞こえたのだ。『少し痛いと思います』と言われ、何かがお腹の上でドンと押した。ぐっと押したら『おぎゃあおぎゃあ』という音がした」と当時を振り返った。

続けて、「赤ちゃんが胎脂に囲まれて白くなって私の前に来た。私は少し記憶を失ったが、おぎゃあという声を聞いて号泣した。私がやり遂げたという感じもあり、怖いという感じもあったし、どんな感情なのか分からないが、赤ちゃんを見た瞬間、「怖いです。うちの旦那にあげてください」と言ったそうだ」と生々しい出産について伝えた。

また、ファン・ボラは「目を覚ますと病室だった」とし「これが思ったより、とても痛い。無痛注射を打たれたら痛くないというのに、翌日は狂ったように痛かった。誰かがナイフでお腹を裂いて、熱々の火とナイフで刺すような感覚。ずっと痛い。何か変だった。見たら、ペインバスター(持続的に痛み止めを入れ、痛みを和らげる麻酔のようなもの)というのがあるのだが、私のときはくれなかった」と打ち明けた。

「なんでないんだろうと思い、夫と探してみたら、医療ストライキのせいで担当の医者がいなかったそうだ。だから私はそのすべての痛みに耐えた」とし「2、3日経ったら、少し良くなったが、すごく痛い。今は、傷跡が意外と大きい」と付け加えた。

(写真提供=OSEN)ファン・ボラ

一方、韓国では2月20日から韓国政府が示した医学部定員の拡大計画への反対を理由に始まった医者たちの集団ストライキで医療空白が生じているなか、18日には全国の医療界で集団休診を予告し憂慮を醸し出している。

◇ファン・ボラ プロフィール

1983年10月2日生まれ。釜山出身。2003年にSBSの10期公開採用タレントとしてデビュー。ドラマ『マイガール』(05)、『ラブレイン』(12)、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(17)、『キム秘書はいったい、なぜ?』(18)、『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム』(20)などに出演。プライベートでは10年交際した俳優キム・ヨンゴンの息子でハ・ジョンウの弟キム・ヨンフンと2022年11月6日に結婚し、翌年11月に人工授精による妊娠を発表。2024年5月23日に男児を出産した。

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