長浜市×米原市産業用地を共同で申請

長浜市と米原市は、現在、県が募集している大規模産業用地を、共同で申請することを明らかにしました。2市で申請することで候補地としての選定を確実なものとし、湖北地域の振興に繋げる狙いがあります。

会見場に現れたのは、長浜市の浅見市長と米原市の平尾市長。隣り合う2市の市長が発表したのが、両市にまたがる土地を、現在、県が募集している大規模産業用地の候補地として共同で申請するというものです。候補地は、南北に隣り合う長浜市加田町・加田今町と、米原市長沢に広がるおよそ35ヘクタールの土地で、現在は主に農地として活用されています。両市によりますと、この場所は、国道8号線に隣接。新幹線米原駅からも近いほか、600メートルほど離れた場所に北陸自動車道の神田スマートインターチェンジが建設予定であるなど、立地の優位性、開発の実現性などに優れているとしています。

現在、県が進めている産業用地開発事業では、長浜・米原・高島の北部地域に1か所。その他の地域で1か所の、合わせて2カ所を整備するとしています。両市では、産業用地としての決定は地域発展に大きく寄与するとしていて、単独でなく、2市による共同申請で選定をより確実にしたいという思いがあります。両市では今後、期限の来月19日までに県への申請を終えたいとしています。

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