各地で気温上昇 熱中症防止へ 小松市では「クーリングシェルター」運用開始

石川県内は高気圧に覆われて、各地で気温が上がりました。

こうした中、小松市では熱中症を防ぐため、一時的な避難場所となる「クーリングシェルター」の運用を始めました。

連日、30度前後の暑い日が続いている県内。

山下実々 記者:

「午前10時前の小松駅前です。手元の温度計ではすでに31度を超えていて強い日差しと共に厳しい暑さになっています」

県内各地の観測地点の最高気温は珠洲で30.6度、輪島で30度ちょうどと2か所で真夏日となりました。

こうした中、小松市では危険な暑さから避難できる場所として市内の施設37か所を「クーリングシェルター」に指定。

17日から運用を始めました。

指定されているのは公共の施設だけではなく、民間のお店なども。

中出精肉店・中出 暁史 代表:

「生もの扱うお店じゃないですか。 だからガンガンエアコン入れているんで、せっかくエアコン入れているなら皆さん涼みにくればいいなという思いで」

「まあ、気軽に入って頂いて気軽に休んでもらえればいいんじゃないかなと」

小松市 環境推進課・石立 峻介さん :

「6月の今の暑さに慣れていない時期というのも熱中症がすごく起きやすいというふうに言われています」

「使いやすいところ使っていただいて、熱中症の予防につなげてほしいと思います」

このクーリングシェルターは今年度の熱中症警戒アラートの運用期間である10月23日まで、それぞれの施設が開いている時間の範囲内で開放されます。

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