広島県40代男性職員 書類偽造など65件の不適切処理が判明 「責任感やコンプアイアンスが欠如」

福山市の漁港の埋め立て工事で県の手続きに不備があった問題で、県はほかにも書類の偽造など65件の不適切な手続きがあったと明らかにしました。

■広島県の会見

「誠に申し訳ありませんでした」

県は去年12月、福山市鞆町の平漁港の埋め立て工事について、必要な決裁手続きを経ずに不適切に免許を交付していたと明らかにしました。業務を行ったのは港湾振興課に所属する40代の男性職員で、県はその後、この職員が携わった他の案件を調査。2021年からの2年間で、書類の偽造4件、知事公印の無断使用3件を含む65件の不適切な事務処理があったことがわかりました。

県は、職員のコメントを明らかにせず、「責任感やコンプライアンスが欠如していた」などと説明しました。

《2024年6月17日放送》

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