「ユナイテッドは関心を失っていない」日本代表GK鈴木彩艶の獲得をマンUは諦めず!現地記者が指摘する障害は?「問題は...」

1年経っても、興味は変わらないようだ。ただ、移籍が実現するかはまた別の話という。

シント=トロイデンに所属する日本代表GK鈴木彩艶には、プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せている。昨年夏、鈴木が浦和レッズに所属していたころ、ユナイテッドからのオファーを断り、シント=トロイデンに移籍したのは記憶に新しい。

ディーン・ジョーンズ記者によると、ユナイテッドは今でも鈴木に注目している様子。ただ、レギュラーでプレーできなければ移籍しない考えのようだ。

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同記者は英メディア『GIVEMESPORT』で「ユナイテッドは選手への関心を失っていない。だから彼の獲得を望んでいるとのニュースには驚かない」と話した。

「問題は、彼がアンドレ・オナナの2番手としてベンチに座るのを望んでいないことだ。そしてオナナが近くどこかに行くという兆候はない」

「彼はプレミアリーグで試したいと言ったが、1年前にユナイテッドを断ったのなら、それが今変わる理由が分からない。彼はまだナンバーワンになることを望んでいるからだ。そして今シーズンのユナイテッド正守護神の枠はひとつしかない」

もちろん、出場した際のパフォーマンスで序列を変えるのは不可能ではない。だが、控えGKがなかなか出場機会を得られないポジションなのも確かだ。もうすぐ22歳と若い鈴木にとっては、安定してピッチに立てるかどうかが重要なのかもしれない。

鈴木にはこの夏、GK大国とも言われるイタリアのジェノアも関心を寄せていると言われる。日本のゴールマウスを守る逸材は、これからどのようなキャリアを過ごしていくのか。この夏も動向から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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