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2022年の豪雨で一部区間での運休が続くJR米坂線について、地元のグループが早期の復旧を求めるおよそ1万人分の署名をJRに提出しました。
【江本一男事務局長】「米坂線の復活に向けて力を発揮していきたいとその意をきょう(JR東日本)東北本部に伝えてきたつもり。」
署名を提出したのは、沿線の自治体や個人などが参加する「JR米坂線開業100周年記念事業実行委員会」です。
2023年6月から、2024年3月までに米沢駅や羽前小松駅、オンラインなどで集めた早期復旧を求めるおよそ1万人分の署名を、きょう17日JR東日本に提出しました。
5月29日の「復旧検討会議」で、「持続可能性の観点からJRが運営することを前提とした復旧は難しい」と見解を示したJR。
しかし、署名を提出した際、JR側からは、示した見解を変えてはいないものの、沿線住民の意見を聞き、議論を重ねていきたいという返答があったといいます。
実行委員会としても、鉄道利用者を増やす取り組みを行っていきたいとしています。
【江本一男事務局長】「JR東日本に愛着を感じる人を増やすためにイベントを含めてやらせて下さいと申し上げてきた。どのような形で回答いただいて、動きにつながるか心待ちにしている。」
7月以降、およそ1万1500人分の署名を国土交通大臣に提出する予定です。