台湾の半導体企業などが宮城県を訪問 東北大学も視察「交流を進めたい」

台湾の半導体企業などでつくる協会のメンバーが17日、県庁と東北大学を訪問しました。協会の林理事長は、大衡村の半導体工場建設を念頭に「ビジネスへの発展も考えたい」と期待感を示しました。

台湾の半導体企業などでつくる協会のメンバーは17日午前、県庁を訪れ、村井知事と意見交換しました。この中で協会の林理事長は、台湾の半導体工場が大衡村に建設されることを踏まえ「今回の訪問を第一歩として半導体の発展も含めて交流を続けていきたい」と話しました。一方の村井知事は「皆さまと県内企業のマッチングについてもお手伝いしたい」と歓迎しました。

宮城県 村井知事
「台湾とも一緒になって協力しながら、人材育成、努力をしていかなければならないと思っております。ぜひ皆様方の会社も工場を作るときには宮城県に造っていただきたいと思います」

協会のメンバーはこのあと東北大学を訪れ、半導体をはじめとする電気通信関連の研究・実験を行う施設を視察し、施設の概要などについて説明を受けました。

台湾ハイテク施設協会 林育業 理事長
Q、東北大学でどういう技術交流や人材育成を進めたい?
「結論から言うと互いの交流を進めたいと考えています。まず今回来て、互いの理解をした上に信頼を作って、信頼関係の土台づくりによってビジネス発展できるところもマッチングして考えていきたい」

視察は18日も行われます。

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