【J1新潟】好調の小見が先制も…鹿島に追いつかれドロー「タフに戦えるチームに変貌を」

明治安田J1リーグアルビレックス新潟は6月16日、アウェーで鹿島アントラーズと対戦しました。リーグ戦連勝こそ逃したものの、好調を維持する小見が先制点を奪い、リーグ2位の強敵・鹿島と引き分けています。

16日、リーグ2位の鹿島アントラーズと対戦したアルビ。試合は前半リーグ4連勝中と好調の鹿島に押し込まれる展開が続きます。

しかし、小島を中心とする守備陣の踏ん張りで鹿島に先制点を与えません。

すると前半34分、中央でボールを受けた奥村がドリブルで持ち運び自らシュート。これは惜しくも枠を外れますが、前半43分でした。

再び中央でボールを持った奥村が今度はパスを選択。そして谷口のシュートのこぼれ球に飛び込んだのは小見でした!

【アルビ 小見洋太 選手】
「1点とれたというのがメンタル的にもすごく大きかったなというのは感じている」

6月1日の町田戦でリーグ戦初ゴールを挙げると、5日のルヴァンカップでもゴールを奪い、さらに12日の天皇杯2回戦でも技ありのシュートを決めるなど絶好調。

【アルビ 小見洋太 選手】
「非常にいい状態で今プレーが続けられているという実感はある」

好調を維持する小見のリーグ2試合連続のゴールで鹿島を相手に見事先制に成功します。しかし…

【アルビ 松橋力蔵 監督】
「体力的な問題であれば仕方ないと思うが、やはりまだ(後半が)始まったばかりと考えれば、非常に残念なのは後半の失点」

後半開始わずか5分で途中出場の鹿島・藤井のミドルシュートがゴールへ吸い込まれ、同点に追いつかれてしまいます。

その後は守備陣の踏ん張りで追加点は許さなかったものの、アルビもゴールが遠く、試合は1ー1の引き分けに終わりました。

【アルビ 松橋力蔵 監督】
「攻撃守備において、しっかりとタフに戦えるチームに変貌していかなければいけないし、しっかり突き詰めていきたい」

アルビは勝ち点20で15位をキープ。

今シーズンのリーグ戦は早くも次節で折り返しです。6月22日、ホームで順位が1つ上の川崎フロンターレと対戦します。

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