![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1175377605543526788/origin_1.jpg)
任期満了に伴う沖縄県議会議員選挙は16日、投開票が行われ知事を支える与党勢力は過半数に届かず大敗を喫しました。
安定多数の議席を獲得した野党・中立は議案審議などで攻勢を強める見通しで玉城県政は厳しいかじ取りを強いられるものとみられます。
16日に投開票された沖縄県議会議員選挙は、無投票となった石垣市区を除く12の選挙区で激しい選挙戦が繰り広げられました。
開票の結果、玉城知事を支える与党は改選前から議席を4つ減らし20議席にとどまりました。
玉城県政の中間評価に位置づけられた選挙に大敗し少数与党に追い込まれたことで玉城知事は厳しい県政運営を強いられることになります。
▼玉城知事:
「選挙の結果は選挙の結果。しっかり受け止めて我々に何が足りなかったか反省をし、議会に真摯に誠実に対応していくための方向性も我々も考えていきたいと思います。」
県政野党・中立は合わせて28議席を獲得し大勝、2年後の県知事選に向けても弾みをつけた格好です。
自民党県連 島袋大幹事長:
「歪んだ県政のですね、思いというのを(県民が)ひしひしと感じておられたんじゃないかなというふうに思っております。我々はこの選挙戦で求めてきたことを訴えてきたことを来る本議会からしっかりと玉城知事に対して議論を深掘りをしていきたいなというふうに思っております。」
今回の県議会議員選挙の投票率は45.26%でコロナ禍で行われた前回を1.7ポイント下回り過去最低となりました。