【モンテディオ山形】アウェイで鹿児島に1対2・再三の好機生かせず逆転負け

サッカーJ2・モンテディオ山形は、15日、アウェイで鹿児島に1対2。決定的チャンスを何度も作ったがとどめを刺せず、逆転負けを喫した。

J3降格圏の18位で「J2残留」が目標の鹿児島が相手となれば、アウェイといえども勝利だけがほしい山形。序盤から鹿児島ゴールに襲いかかる。

前半10分、岡本のボールからカウンター。受けた氣田がドリブルで持ち込んで、惜しくもポストを叩く。
その3分後、後藤優介が頭で流し今度はイサカが抜け出す。

立て続けに決定的チャンスを作ると、26分、コーナーキックのセカンドボールをおさめて、後藤優介がペナルティエリア内でキープし、最後は小西。
後藤優介の「決めてください」と言わんばかりの優しいパスをレフティ・小西がジャストミート! 強烈なパンチ力が相手キーパーの手を弾いた。
山形は3試合ぶりの先制点。

後半に入ってもチャンスを作る山形は6分、南からパスを受けた氣田が、ドリブルで仕掛けて切り返す「自分の形」に持ち込むが、シュートはやや甘いコースに…。
続いて13分、南のスルーパスに代わって入った高橋が抜け出すが、シュートには行けなかった。

再三チャンスを逃すとピンチあり…。
35分、見事なクロスから同点に追いつかれる。
さらにアディショナルタイムのフリーキックで、徹底マークすべきヘディングが武器の相手ディフェンダーに決められた。

鹿児島に9試合ぶりの勝利を献上。
巻き返しを図りたい山形の後半戦は黒星スタートとなった。順位は変わらず14位。

(渡邉晋監督)
「2失点にフォーカスするよりも、2点目・3点目を早く取ってとどめを刺すことがきょうのゲームでは一番重要だったと感じている」

次節は6月22日、ホームで仙台とのみちのくダービー。

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