秋田市外旭川のまちづくり事業 土地利用の規制緩和に関する国への申請について市長「時期は未定」

秋田朝日放送

秋田市外旭川地区のまちづくり事業について難色を示す秋田県の理解は得られるのか新たなスタジアムの整備場所とするのか検討事項は山積みです。市は土地利用の規制緩和に向け国に申請する方針を変えていませんがそのスケジュール感はなかなか見えてきません。

秋田市議会の一般質問が始まり、17日質問に立った3人の議員全員が外旭川地区のまちづくりについて質問をしました。

小林一夫市議:「このまま未来法を活用して事業を進めるのであれば基本計画の大幅な見直しが必須の状況」

秋田市 穂積市長:「地域未来投資促進法の活用は十分可能であると認識している。知事の指摘はこの計画をよりよくするための助言と受け止めている」

秋田市は土地利用の規制緩和に関する地域未来投資促進法の申請を予定していましたが県の同意を得ることができず断念しました。この点については県と情報共有を図り事業パートナーのイオンタウンや外部の視点も交えながら見直しを加えて改めて申請する方針です。

申請のタイミングは年4回ありますがいつまでに申請するかについて市は現段階で明確にしていません。

小林一夫市議:「現任期中にやる覚悟で取り組むのか、それとも状況次第で明言できないのか」

秋田市 穂積市長:「県から課題も出されているのでできるだけ課題に応えられるように頑張っていきたいが時期については未定としか言えない」

新たなスタジアムについてはJリーグにスケジュールの前倒しを求められていることから八橋運動公園もひとつの選択肢とし県やブラウブリッツ秋田と検討していくとしました。

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