【広島ドラゴンフライズ】ミリングHCが退団 後任は朝山正悟氏へ

広島ドラゴンフライズのカイル・ミリングヘッドコーチが退団することが発表されました。後任には、引退した朝山正悟氏が就任する見通しです。

広島ドラゴンフライズは17日、カイル・ミリングヘッドコーチが契約満了により、退団すると発表しました。2021年にヘッドコーチに就任すると、西地区最下位の10位に沈むチームへ守備を中心とした戦術を植え付けました。今シーズンは過去最高の西地区3位。チャンピオンシップではリーグ屈指の堅い守備で日本一に輝きBリーグの最優秀ヘッドコーチ賞に選ばれました。

ミリングコーチは「3年間すばらしい時を過ごさせていただき、ファン、ブースター、そして、広島の皆様に感謝します!」とコメントしています。後任には9年間クラブに在籍し今シーズンで引退した朝山正悟氏が就任する見通しです。

ミリングヘッドコーチが最後の指揮をとったのが15日の試合でした。アジアナンバー1のクラブを決める世界大会の3位決定戦に臨みました。BリーグチャンピオンシップMVPの山崎がチーム最多の18得点で引っ張ります。後半追い上げられますが中村が相手ボールを奪いそのままシュートを決めるなどこちらも14得点の活躍。指揮官の最後の試合で勝利したドラゴンフライズはアジア3位の結果を残し、今シーズンを締めくくりました。

《2024年6月17日放送》

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