16日夕方、さいたま市岩槻区で乗用車2台が衝突する事故があり、1人が死亡、4人が大けがをしました。
16日午後6時前、さいたま市岩槻区末田の片側1車線の県道で80歳の男性が運転する乗用車が反対車線にはみ出して乗用車と衝突しました。
この事故で反対車線にはみ出した乗用車の助手席に乗っていたさいたま市岩槻区平林寺の無職・野沢敏枝さん(77)が全身を強く打って、搬送先の病院で死亡が確認されました。
またこの乗用車を運転していた野沢さんの夫と息子が腹を打つなどして大けがをしました。
このほか反対車線を走っていた乗用車の60代の夫婦も腕やろっ骨を折るなどの重傷です。
4人はいずれも命に別状はないということです。
警察によりますと事故当時、野沢さんの夫からは呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
警察は、野沢さんの夫の回復を待って話を聞く方針で、事故の詳しい状況を調べています。