【岡山理科大学】和気町と加計学園が包括連携協定締結 相互協力で地域の発展めざす

記念写真に納まる出席者。中央右が太田町長、中央左が加計理事長

互いに協力して地域の発展をめざしていこうと、学校法人加計学園と岡山県和気町は6月14日、包括連携協定を締結しました。連携第1弾として、7月から和気町の和気鵜飼谷温泉のレストランで、岡山理科大学が好適環境水による陸上養殖で育てている「おかやま理大うなぎ」の料理が提供されることになりました。

協定の調印式は理大A1号館11階であり、和気町からは太田啓輔町長、今田好泰副町長、徳永昭伸教育長、広瀬正男町議会副議長、加計学園からは加計役理事長、渡邉良人専務理事、理大の平野博之学長らが出席。太田町長と加計理事長が協定書に署名・捺印しました。

式ではまず、平野学長が協定締結の経緯について、「2022年11月、和気美しい森(和気町)に本学が協力して音波による害獣対策装置(いのドン、鹿ソニック)、山間部を走るスクールバス(昼間は町営バス)仕様のワゴン車にも鹿ソニックを設置し、非常に大きな効果が確認できたことがきっかけ」と説明しました。

調印後、あいさつに立った太田町長は「加計学園には岡山理科大学をはじめとした数多くの教育施設があり、幅広い分野でさまざまなノウハウを持っておられる。それら特色あるノウハウをお借りしながら、地域人材の育成及び地域産業の振興、観光開発などの事業を協働で進め、和気町の魅力アップと加計学園の発展につなげていきたい」と述べました。

続いて、加計理事長は「和気町の『ひとづくり』や『まちづくり』を一緒に考えていくことで、ともに発展していきましょう、ということで協定の締結に至った。本学園のさまざまなシーズを利活用していただき、課題解決の一助になればありがたいと思っている。この協定を機に、より強固な協力関係を築いていきたい」と語りました。

協定の主な内容は以下の通り。
① ひとづくり・まちづくりの推進に関すること
② 観光振興や産業振興など地域経済の発展に関すること
③ 教育・スポーツおよび文化に関すること
④ 健康・福祉および子育てに関すること
⑤ 生態系の保全と保護に関すること

協定締結の経緯を説明する平野学長
協定書に署名する(左から)加計理事長と太田町長
「和気町の魅力アップと加計学園の発展につなげていきたい」と語る太田町長
「さまざまなシーズを利活用して課題解決の一助になれば」と述べる加計理事長

岡山理科大学

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