消防団でまた発電機盗難 今年3カ所目 茨城・水戸

発電機などが盗まれた水戸市消防第9分団詰め所=水戸市酒門町

茨城県水戸市は17日、同市酒門町の市消防団第9分団詰め所で、発電機3台(計24万円)が盗まれたと発表した。同市の消防団詰め所では5月以降、発電機が盗まれる被害が相次いでおり、第9分団で3カ所目。市は県警水戸署に被害届を提出した。

市消防局によると、17日午前6時10分ごろ、巡回で詰め所を訪れた消防団員が消防車に積んでいた1台と、別に保管していた2台がなくなっているのに気付いた。詰め所の突き出し窓(3万円相当)にこじ開けられたような跡があり、施錠していた入り口ドアは発見時に開いていた。第9分団は16日の日中に詰め所を点検したばかりで、同日夜間から17日早朝にかけて盗まれたとみられる。

市消防団での盗難被害を巡っては、5月に同市小泉町の第19分団、同市大場町の第21分団で相次ぎ発電機が盗まれた。対策として各詰め所に防犯ブザーなどを設置したが、突き出し窓には取り付けていなかった。

© 株式会社茨城新聞社