“2100万円着服”JAおちいまばり元職員に懲役5年求刑 ギャンブルで…「あるまじき行為」【愛媛】

JAおちいまばりで発生した業務上横領事件の裁判で、現金2100万円あまりを着服するなどした罪に問われている元職員の男に検察は18日、懲役5年を求刑しました。

業務上横領と詐欺の罪に問われているのは、JAおちいまばり伯方支店で渉外担当をしていた白石祐樹被告(37)です。

起訴状などによりますと白石被告はおととし12月、3人の客から定期預金の解約の依頼を受けたように装うなどし、現金あわせて2100万円あまりを横領・詐取した罪に問われています。

松山地裁で開かれた裁判で、検察は「金融機関の信頼を失墜させるあるまじき行為。起訴されているだけで2100万円と損害は甚大で、ギャンブルで生活費に困り犯行に及んだ動機に酌量の余地はない」として懲役5年を求刑。弁護側は「被告は反省し社会に復帰した後、金を返す意志もある」などとして寛大な処分を求めました。

判決は来月8日に言い渡されます。

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