メッキ工場からオレンジ色の煙 周囲は一時騒然 誤って硝酸を投入し亜硝酸ガスが発生

メ~テレ(名古屋テレビ)

メッキ工場から「オレンジ色のガス」が発生し、周囲は一時騒然となりました。

午前8時半ごろ、刈谷市小垣江町の自動車部品をめっき処理する「サーテックカリヤ大津崎工場」から「オレンジ色の煙が上がっている」と消防に通報がありました。 警察によりますと、無電解ニッケルが入ったタンクに、従業員が誤って硝酸を投入したことで亜硝酸ガスが発生。このガスは、吸い込むと人体に有害とみられていますが、現時点でけが人や体調不良を訴えている人はいないということです。 ガスの発生を受けて、警察と消防は一時、工場から半径300メートルの範囲を封鎖。近隣の工場の従業員らも一斉に避難し、あたりは一時、騒然となりました。 亜硝酸ガスは、消防がタンクに水を注入したことで発生が食い止められ、午後0時40分に規制は解除されました。

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