「伊方原発を今すぐ止めて」四電の個人株主らでつくる市民団体が高知県に要望 株主総会を前に

脱原発を訴える四国電力の個人株主らでつくる市民団体が大株主の県に対して株主総会での「脱原発」の提案に賛同を求める要望書を提出しました。

要望書渡す:
「県民を守るための提案をしていただきたい思っています。知事の方ぜひよろしくお願いします」

17日、県庁を訪れたのは「未来を考える脱原発四電株主会」の高知県メンバーです。高知県は四国電力の株を3%保有する上から5番目の大株主です。6月行われる株主総会には県も出席します。

浜田知事宛ての要望書では団体が提案する・原子力発電からの撤退・愛媛県伊方原発3号機の廃炉・避難計画の見直しなどに賛同するよう求めています。市民団体のメンバーは要望書を提出したあと会見を開き、県に対して今、伊方原発で事故が起こったとしたらどうなるかを考えてほしいと訴えます。

未来を考える脱原発四電株主会 丸井美恵子 高知県代表:
「高知県民の安全とそして命を守っていただくためにぜひ伊方原子力発電所の原発を今すぐ止めていただきたいし、これからも原子力発電所は少なくしていただきたいと思っております」

県は要望書の内容を確認し庁内で検討した上で、6月26日に行われる株主総会に出席します。

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