高校野球 春の東北大会準決勝 弘前学院聖愛・芹川の好投で盛岡大附(岩手)にコールド勝ち

宮城県で開かれている高校野球春の東北大会は準決勝が行われ、青森県代表2校が決勝進出をかけて戦いました。

準決勝第2試合。聖愛は岩手第2代表の盛岡大附と対戦しました。

初回、聖愛は相手先発の立ち上がりを攻めます。ヒットと四死球からノーアウト満塁のチャンスを作り、4番・原田の内野ゴロの間に1点を奪います。

さらに1アウト2、3塁とチャンスが続き、5番加藤の内野ゴロで2点目。試合をリードします。

先制点をもらった聖愛の先発・芹川はテンポの良い投球で強打の盛岡大附打線を6回まで0に抑えます。

すると6回、2アウト3塁のチャンスに5番・加藤の右中間への当たりは3点目となるタイムリースリーベースヒット。女房役が芹川を援護します。

7回にも1点を追加し、なお2アウト2塁のチャンスで今度は2番・貴田がレフトオーバーのタイムリーツーベース。5対0と聖愛が盛岡大附を突き放します。

8回には代打の長尾がライトへのタイムリーで7点目。芹川の好投に打線ががっちりかみ合った聖愛が7対0、8回コールドで盛岡大附を下し、5年ぶりの決勝進出です。

【弘学聖愛 芹川丈治投手】
「『打たせていこう』という掛け声などしていたので、うまくハマってくれたと思います」
「自分の役割を徹底できるように頑張ります」

18日はいよいよ決勝戦です。17日の試合でコールド勝ちを収めた弘前学院聖愛は岩手第1代表の花巻東と5年ぶりの優勝を目指して戦います。

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