疫病退散を祈る 率川神社三枝祭

「ゆりまつり」の名で知られ、疫病退散を祈る、三枝祭が17日、率川神社で行われました。

三枝祭は大神神社の摂社で奈良市にある率川神社で毎年6月17日に行われます。疫病退散を祈る神事で、酒樽にササユリを添えて供えることから「ゆりまつり」の名でも知られています。祭りでは、大神神社の宮司がササユリが飾られた酒樽などを奉納しました。

そして、ササユリを持った4人の巫女が、神楽「うま酒みわの舞」を雅楽の調べに合わせて美しく舞いました。

2022年まで新型コロナの影響で関係者のみで行われていましたが、2023年から一般にも開放されており、およそ500人の参拝者が無病息災を祈っていました。

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