拳銃7丁実弾73発を所持疑い 指定暴力団山口組系組織幹部ら2人逮捕

県警は17日、拳銃と実弾を所持していた疑いで指定暴力団山口組系の組織幹部の男ら2人を銃刀法違反などの疑いで逮捕しました。

銃刀法違反などの疑いで逮捕されたのは山口組系組織幹部の黒宮敦容疑者(53)と義理の弟の無職・黒宮善久容疑者(47)です。県警によりますと2人は、斑鳩町にある善久容疑者の自宅で拳銃7丁と実弾73発を所持していた疑いがもたれています。

2人はすでに覚醒剤取締法違反などの罪で逮捕、起訴されているということです。県警は2024年1月に大和郡山市の敦容疑者の自宅と斑鳩町の善久容疑者の自宅を家宅捜索していて、覚醒剤や大麻草などを押収したということです。敦容疑者らは覚醒剤などを密売していて、2人から購入した男女11人も覚醒剤取締法違反などの疑いで、すでに逮捕・書類送検されています。

県警は2人の認否について明らかにしておらず、今後は、拳銃の入手ルートなどについて捜査を進め全容解明に努めるとしています。

© 奈良テレビ放送株式会社