宮島・包ヶ浦高級宿泊施設計画 反対住民が「予算執行停止」を要望 廿日市市

宮島の高級宿泊施設誘致計画で、反対住民らが廿日市市議会に事業に関する予算の執行を停止するよう求めました。

宮島包ヵ浦自然公園を守る会 佐々木健一共同代表「しっかりと議論を重ね、慎重に慎重を重ねて未来に向けて残していかなければならない事業であると考えます」

廿日市市議会は計画に反対する住民の代表4人を参考人として招集しました。住民らは市の説明などが不十分で専門家らを交えた議論が望ましいと説明し、市議会に対し誘致事業に関する予算の執行を停止するよう求めました。

廿日市市議会 新田茂美議長「難しいとは思うんですけどもなるべく双方(廿日市市と住民)がいいように歩み寄りができるような形で提案できればと思っています」

住民団体は先月、市議会に反対署名1万3815人分を提出しています。宮島の島民の71.8%が署名したということです。

市議会は高級宿泊施設誘致のための約1230万円の予算をすでに承認しています。

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