新紙幣対応 西鉄バスは来年度末に入れ替え完了予定

来月3日に新しい1万円札、5千円札、千円札が発行されます。

福岡の公共交通機関も対応を迫られています。

福岡市に本社を置く私鉄・西日本鉄道は新千円札に対応するバスの運賃箱の入れ替えを来月から始めます。

両替が多い路線から始めますが、全て入れ替えが終わるのは1年半以上先の2025年度末(予定)ということです。

また林田浩一社長は17日の記者会見で国土交通省がこの夏にも解禁する方針の「キャッシュレス限定バス」について一部の路線で「導入の検討を進めていきたい」と述べました。

「ニモカ」など利用者のキャッシュレス決済が9割まで進んでいることが背景にあります。

バス以外では、西鉄電車の券売機の新紙幣対応が今年度末までかかるとした一方で、「レガネット」、「にしてつストア」などスーパーのレジは新紙幣が発行される来月3日までにすべてを切り替えるということです。

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