ひき逃げの疑いで女(20)を逮捕・送検 基準値超えるアルコール検出・鹿児島市

16日早朝、鹿児島市の国道で、軽自動車を運転中にバイクと衝突し、逃走したとして、鹿児島市の20歳の専門学校生の女が危険運転致傷などの疑いで逮捕・送検されました。

危険運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕・送検されたのは、鹿児島市東谷山1丁目の専門学校生、角田葵容疑者(20)です。

警察によりますと、角田容疑者は16日午前6時半ごろ、鹿児島市宇宿3丁目の国道225号線で、軽自動車を運転中、対向して来たバイクと衝突し、そのまま逃走した疑いが持たれています。

バイクを運転していた鹿児島市の40代の男性は、鎖骨や肋骨を折る重傷です。

目撃者の情報から警察が聞き込み捜査などを行い、16日午後9時半ごろ、角田容疑者の逮捕に至りました。

角田容疑者を特定して間もない逮捕前のアルコール検査で基準値を超えたことや、
「アルコールが残った状態で運転していた」という本人の供述から、当時、正常な運転ができない状態だったとみて、警察は危険運転致傷容疑を適用したということです。

現場はセンターラインのある片側3車線の直線道路で、警察は当時の状況や詳しい経緯を調べています。

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