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2300人以上が犠牲になった鹿児島大空襲から79年です。生徒13人が犠牲になった鹿児島女子高校では慰霊式が行われました。
1945年6月17日の鹿児島大空襲では、鹿児島市で2300人以上が犠牲になり、そのうち13人は鹿児島女子高校の前身である鹿児島市立女子興業高校の生徒たちでした。
鹿児島市中央町の共研公園には慰霊碑があります。
この場所にはかつて学校の宿舎があり、犠牲になったのは防火要員として残っていた生徒たちだったということです。
慰霊式では、鹿児島女子高校の上ノ町久校長が涙ながらに生徒たちに訴えかけました。
鹿児島女子高校・上ノ町久校長
「私たちはこれからも努力を続け、永遠の平和を実現することと、平和な今を生きる、後輩の鹿児島女子高の生徒として一生懸命に生きることが、亡くなった先輩の思いに報いることだと思います。今をぜひ生き抜いてください」
その後、生徒と卒業生らが献花台に花をたむけ、犠牲となった生徒を悼んでいました。
参加した生徒
「亡くなられた人のためにも、自分の命を粗末にせず生きていこうと思いました」
「戦争がなくて平和に過ごしていることをありがたいと思ってこれから過ごしたい」