鹿児島市の明和小学校と中国・長沙市「砂子塘小学校」の児童たちが41年ぶりに交流 鹿児島

鹿児島市の友好都市、中国・長沙市にある「砂子塘小学校」の児童が17日、鹿児島市の明和小学校の児童たちと交流しました。両校の児童が直接、交流するのは41年ぶりのことです。

明和小学校の全校児童377人が拍手で出迎えるのは、鹿児島市が友好都市を結ぶ、中国の長沙市にある「砂子塘小学校」の3年生から6年生の児童32人です。

砂子塘小学校の児童が直接、明和小学校に足を運んだのは1983年以来。

交流が再開したきっかけは、2023年、砂子塘小学校の学校創立60周年の式典に、明和小からお祝いのビデオメッセージを送ったことでした。

実に41年ぶりとなる交流の場では、まず各小学校の児童の代表があいさつし、それぞれの校歌も披露しました。

セレモニーのあとは「砂子塘小学校」の児童と明和小の6年生との交流会です。

積極的に会話を試みる児童の姿がー

明和小学校の児童
「ハロ~!」

砂子塘小学校の児童
「(手を振りながら)ハロー!」

一人一人自己紹介をし、明和小学校の児童はタブレットを使いながら、鹿児島のことも説明しました。

すると、「砂子塘小学校」の児童からプレゼントがー

「ありがとう!」
「めっちゃかわいい」
「パンダがとってもかわいくてうれしかったです」

Q.言葉は分かりましたか?
児童
「少し難しいけど分かるところは分かるかな」

Q.明和小学校との交流会はどうでした?
砂子塘小学校の児童
「みんなとても活発で温かく迎え入れて、友達になれて幸せです」

41年ぶりの両校の交流。

お互い言葉の壁はあるものの「お友達になりたい」という、それぞれの思いは伝わっているようでした。

「砂子塘小学校」のみなさんは18日、鹿児島を離れるということです。

© 鹿児島テレビ放送