秋田県羽後町特産の野菜「ひばり野オクラ」の収穫が最盛期を迎えている。
羽後町の農事組合法人「足田営農組合」では、9棟のハウスで「ひばり野オクラ」を栽培している。
羽後町の新成地区にある「ひばり野」と呼ばれる地域で40年以上前からオクラが栽培されてきたことで、産地と結び付けて保護する「地理的表示保護制度」に登録され、ブランド化された。
10センチ以上に育つ大きさと、肉厚でふっくらとやわらく、粘り気が強いのが特徴。ハウス栽培のため天候に左右されにくく、高い品質を維持しながら生産できる。
今シーズンは春先に暖かい日が続いたため生育は順調で、5月上旬から農家が収穫作業に追われている。
足田営農組合・今泉久代表理事:
「きょう花が咲いているのが1週間後くらいに収穫できる」
茎の高さは17日時点で1.5メートルほどで、2メートル近くまで伸びる。
足田営農組合・今泉久代表理事:
「オクラにとっては良い天候だったので、最高だと思う。ネバネバでおいしいオクラをたくさん食べて、秋田の暑い夏を乗り切ってもらえれば最高」
JAうごは、今シーズン約30トンを出荷する予定で、収穫作業はお盆まで続く。